たてみほ
あなたにとってSDCPとは?
同じ声に苦しむ仲間との出会いがあって今の自分がある。その出会いを与えてくれた場。
SDCPに入会した理由
成り行き(笑)
自己紹介
酒飲み
つらかったこと
まだ新入社員の頃、「研修」ってことで、かかってくる外線全部取らなきゃいけなかった。
うちの社名はアルファベットが含まれてて、ある時、電話でいくら社名を言っても聞き取ってもらえなくて、見かねた上司が後ろから「フランスのF、イングランドのE、・・・チャイナのCって言えばいいのよ」って。
けど私には、フランスの「フ」が言えない。「ラ」は言えても、「ン」で完全に詰まる。
フランスは無理。。。
電話の相手には何度も聞き返されるし、後ろからは上司が「だからフランスのFって言えばいいの!」って、私がそう言わないのに苛ついてる・・・。
もういたたまれなかった。
電話は苦手とかいう次元じゃなくて、恐怖になった。
電話鳴るだけで体が硬直して、心臓バクバクして、それでも毎日、外線取らなきゃで、本気で死にたかった。
うれしかったこと
ずっと、こんな声の自分は恥ずかしい存在だと思ってた。
けど、初めて同じ声の病気の人たちと会って、この人たちは恥ずかしい人たちなんかじゃない!って思った。
むしろ、この声を恥ずかしいと思ってる自分が恥ずかしかった。
それまで、声のことは誰にも言えなかったし、触れてほしくなかったけど、声の病気のことを人に話そうと思った。
わかってもらえないこともいっぱいあったけど、わかってくれる人、わかろうとしてくれる人もいた。
実は自分も見た目にはわからない病気を抱えてることを打ち明けてくれた人もいた。
また少し、人を信じたいと思えるようになった。
病気との向き合い方
詰まっても震えても、伝えようとする気持ちを大事に。
それでも伝わらなくても、伝えようとした自分を自分で認めてあげて、あまりがっかりしないように。
声に悩む人たちへのメッセージ
同じ声に悩む仲間と、会ってみてほしいです。
自分も最初は情報収集できればよくて、会うつもりなんて全然なかったけど、実際に会ってみて、マイナスでしかなかったこの声の受けとめ方が変わったから。